今回は、Oracle Database 11gR2 を自動で起動する方法を紹介します。
紹介すると書きました、実際には、参考にしたリンクを貼っているだけです。前回、Oracle Database 11gR2 をインストールしました。
デフォルトでは、パソコンを起動するたびに、データベースを起動する必要があります。
大変めんどくさいです。
そこで、今回は、データベースを自動起動する設定を行いましたので、その備忘録を残します。
前提条件 |
Oracle Database 11gR2
自動起動の設定がない場合 |
- > dbstart
データベースを起動します。
- > lsnrctl start
リスナーを起動します。 - > emctl start dbconsole
OEMを起動します。
基本的な流れ |
- シェルの確認(dbstart, dbsht )
自動起動を行うためには、データベースを開始および終了するコマンドが正しく動作することを事前に確認しておく必要があり、そのための確認作業です。
- oratabファイルの編集
oratabファイルは、データベースのインスタンスごとに自動起動の可否を設定する環境変更スクリプトです。このファイルは、データベースのインストール時に実行するシェル(root.sh)が生成します。 - 起動スクリプトの編集
データベースを起動するスクリプトです。Linuxのサービス自動起動(chkconfig)へ追加するためのスクリプトを作成します。 - サービス自動機能の設定(chkconfig)
Linuxのサービス自動起動(chkconfig)へデータベースを起動するスクリプトを追加します。あとから削除することも可能です。
データベースの自動起動 |
Oracle11g R2の自動起動の方法(改良版:2013/02) - ヘタレSEの覚書
【補足】
起動スクリプト内にある絶対パス(dbstartなど)は、各自の環境にあったパスに置き換えてください。
起動スクリプトで何をやっているか確認していれば、こんな補足は必要ないですけどね。
最後に |
以上