Oracle Database 11gR2 自動起動

今回は、Oracle Database 11gR2 を自動で起動する方法を紹介します。
紹介すると書きました、実際には、参考にしたリンクを貼っているだけです。

前回、Oracle Database 11gR2 をインストールしました。
デフォルトでは、パソコンを起動するたびに、データベースを起動する必要があります。
大変めんどくさいです。

そこで、今回は、データベースを自動起動する設定を行いましたので、その備忘録を残します。

前提条件
Oracle Linux 6.6
Oracle Database 11gR2



自動起動の設定がない場合
データベースの自動起動を設定していないと、以下のコマンドを実行する必要があります。
  1. > dbstart

    データベースを起動します。
  2. > lsnrctl start

    リスナーを起動します。
  3. > emctl start dbconsole

    OEMを起動します。

基本的な流れ
基本的には、以下の流れで設定します。
  1. シェルの確認(dbstart, dbsht )

     自動起動を行うためには、データベースを開始および終了するコマンドが正しく動作することを事前に確認しておく必要があり、そのための確認作業です。

  2. oratabファイルの編集

     oratabファイルは、データベースのインスタンスごとに自動起動の可否を設定する環境変更スクリプトです。このファイルは、データベースのインストール時に実行するシェル(root.sh)が生成します。
  3. 起動スクリプトの編集

     データベースを起動するスクリプトです。Linuxのサービス自動起動(chkconfig)へ追加するためのスクリプトを作成します。
  4. サービス自動機能の設定(chkconfig)

     Linuxのサービス自動起動(chkconfig)へデータベースを起動するスクリプトを追加します。あとから削除することも可能です。

データベースの自動起動
以下のサイトを参考にして、自動起動の設定を行いました。

Oracle11g R2の自動起動の方法(改良版:2013/02) - ヘタレSEの覚書


【補足】
起動スクリプト内にある絶対パス(dbstartなど)は、各自の環境にあったパスに置き換えてください。
起動スクリプトで何をやっているか確認していれば、こんな補足は必要ないですけどね。

最後に
どうでしたか?簡単だったでしょう。


以上

最新

【PHP】スーパーグローバル変数 $_GET $_POST $_REQUEST

スーパーグローバル変数 $_REQUESTは、HTTPメソッドがGETとPOSTのいずれの場合もデータを取得することができる。 $_REQUEST['xxx'] $_GET['xxx'] $_POST['xxx'] ...